【個人事業主】たまに見る勘違いしている会社員

個人事業主
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仕事をしていると「この人勘違いしているなぁ」と感じる人がいる

仕事で色々な人と会うと「勘違い」をしている人に出会うことがあります。
知識を勘違いしているわけではなく、実力を勘違いしている人です。
いくつかタイプがあると思っていますのでタイプごとに分けてみます。

会社の力を自分の力と勘違いしている

このタイプはBtoBの大手企業に多いと感じます。
下請けがその人の言うことを聞いたり、経費で飲みに連れて行ったりするのは、会社対会社の付き合いがあるからで、サラリーマンとして取引先の担当者の機嫌を損ねるわけにはいかないからしているだけなのに、自分が優れていると勘違いしているタイプです。

若くても会社のネームバリューが高いため、取引先の年上の人がなんでも自分の言うことを聞いてくれます。食事に行けばお金は出してくれるし、二次会でキャバクラに行きたいっぽいことを言えば連れて行って貰えます。
そういった事が続くと、会社の名前に対して相手はそういう態度を取っているのにいつしか自分に対して相手はそういう態度を取ってきていると勘違いしはじめ、自分は偉い・凄いと思ってしまうようです。

本当に本人が凄くて実力があれば、転勤や転職をしてもこれまで仕事上で付き合いのあった人たちとの関係も継続されます。取引先からしても付き合いをしたほうが得ですし、人間的に魅力がある人であれば損得関係なしで付き合いたいですから。
でも、このタイプの人は転勤・転職でこれまでの仕事上の関係はほぼリセットされます。
誰にも仕事上でのやむを得ない付き合い以外はしたいと思われていなかったからです。

まぁ、それでも引き続きネームバリューの高い企業で勤め続けられれば本人にとってはなにも問題は起きないとは思いますが。

取引先に無茶を通すのが仕事が出来ることだと思っている

このタイプはどんな業種・規模の会社でも存在しているかと。
とにかく納期や仕様を無茶を言う。そして取引先が頑張って対応すると自分は凄い、仕事が出来ると勘違いしちゃってるタイプ。
そしてこのタイプ、一回無茶な納期で品物を納めると「前はできたじゃないか」と言って常に無茶な納期を要求してくるようになる事も多いです。

本当に仕事ができる人は、する必要のない無理を無茶をしなくていいように根回しや段取りを組める人です。本来こういった仕事をするポジションの人は、物事が問題なく進むための手配・段取りが仕事のはずです。そこをやらずに無茶だけを言う人のどこが仕事が出来る人なんでしょう?

私は客先でもメーカーに品物の納期をいつも縮めさせているような人の仕事はなるべく避けるようにしています。
段取りが悪いのがわかりきっていますから。
現場の段取りも悪い可能性大ですからね。

身内の力を自分の力と勘違いしている

これは最初の会社の実力勘違いタイプと非常によく似ています。
あまり規模の大きくない同族会社に良くパターンかと思います。
兄貴が社長。親が社長。なので、周りが自分に逆らわないので自分は凄い・仕事が出来ると勘違いしてしまったタイプ。
実際には仕事が出来ないのに社長の身内と言うだけである程度責任のある仕事を任されたりするけども、問題を起こしてしまう。
部下はそれを直接本人に言ってもめんどくさいので(本人は甘やかされた立場で仕事をしてきて、自分は仕事が出来ると思っているため意見されると機嫌を損ねやすい)黙って問題が内容に是正しておく。
すると一見なにも問題が無かったように見えるので、身内の社長達は問題があったことを知らない・気づかない。あいつに任せておけばいい、と思って次の仕事も任せて同じことの繰り返しとなる。

問題があったことを報告すればいいじゃないか、と思うかもしれないが、社長の身内のミスを社長に直接報告するというのは中々やりにくいものです。
それにこれまでずっと甘やかして来ているので、報告した所で何も変わらない事も多いです。報告したことで報告した人の立場が悪くなるだけの場合もあります。

自分はこの仕事のことをよく知っているんだぜ、と思っている人

このパターンも大企業に多いように思います。
取引先が固定されていて、人も知識も新陳代謝があまり行われない会社に多いように思います。作業員ではなく、作業を行わない担当者に多い事例です。自分で作業もされる人は実際に身を持って経験するのでこのタイプの勘違いは少ないと思います。

これを使ってくださいと言って指定してくる商品が古い物で今ではもっと高性能なものが出回っていたり、現場作業で「こうしてこうすればできるでしょ?」と言ってくるが、とても出来ない工法を言ってきたり。
それを指摘すると「そんなはずはない。これで出来るはずだ」といって譲らなかったりするので話になりません。

実際に私が経験した例で言うと、重さ2トン以上ある看板の撤去作業の打ち合わせの際に

「ユニック車持ってきて吊ってボルト外したらすぐ終わるでしょ?」

と言われた事があります。ユニック車とはトラックの後ろに小さいクレーンがついている車ですね。街中でもよく見ると思います。ユニック車はたしかに荷物を吊り上げられますが、そんなに重いものは吊れません。
最大で2.9トン吊れると書かれているので、2トンの看板を吊れると思ってる人がいるんですが、2.9tと言うのは一番距離が近い状態で、つまり車の直ぐ側で尚且ブームが一番縮んだ状態での性能なんです。
離れた所にあるものを吊る場合は200キロとかしか吊れないんです。重いものを吊ると倒れたりユニック自体が故障します。
これを説明してもその人の頭の中では「ユニック車で2.9トン吊れる」で固まっちゃってるので聞く耳持ってくれないんですよね。
この現場最終的には13tレッカーを入れて作業したんですが、図面と看板の作りが違っていて想定していた重さ(2~3割多めに見てた)よりもさらに重く、13tクレーンでもギリギリでした。
ユニック車で施工していたらユニック車が看板と共に倒れ、死人が出ていてもおかしくなかったでしょう。

もう一つの事例は、看板の塗装の際に指定されたプライマー(下塗り塗料)が使用する上塗り塗料に適さないものだった場合がありました。
一昔前はそのプライマーは汎用性も高く確かに優れているものでしたが、今となっては上塗り塗料の種類も変わってきていてそれに合わせてプライマーも色々と種類が増え、それぞれの種類にあったそれぞれのプライマーがあります。
この場合は上塗り塗料のメーカーに
「このプライマーを指定されているが使用して問題ないのか」
を問い合わせし
「あんまり良くないからできればこの上塗り塗料用のこのプライマーを使ってください」
との回答を得て報告し、メーカー指定のプライマーを使用しました。
この時はプライマーを指定してきた人が、それなりの偉いさんだったのでもし社内で、今どきそれはちょっと・・・と思ってる人がいたとしても指摘するのは難しいんでしょうね。

社会人になるとこういった人には少なからず出会うと思う

社会人として仕事でたくさんの人と関わる以上、こういった人たちと出会うのは避けられないと思います。
反面教師として自分はこうならないように意識するしかありません。
私自身もこうならないように気をつけているつもりです(会社ではないので会社の力は全く無いですが)

特に独立しようと思っている人は、この手の勘違いをしていると非常にマズイです。
この手の勘違いをしている人は基本的に取引先からは「会社対会社」の付き合いしかして貰えていないので、独立して会社の名前が無くなったら相手にして貰えないです。
それまでに信用も信頼も積み重ねられてないですから。
会社の名前を捨てた時に重要になるのはこれまでの付き合いで積み重ねてきた
「信用と信頼の残高」
です。上記のような勘違いをしている人と信用・信頼関係が築けるでしょうか?

独立して「独立したから頼むよ!」って調子の乗って連絡しても表面だけ「おめでとうございます。よろしくお願いします」って返答が来るだけで何も手伝ってくれないでしょう。

サラリーマンはお金をくれる所には強く言いにくい

特にサラリーマンはお金をくれる発注者には強く言えないものです。自分の一言で会社の売上が無くなるかもしれませんから。そんな事になったら会社での立場が危うくなりますもんね。
それはつまり自分が発注者サイドであれば勘違いをしていても、だれも指摘してくれない可能性があるという事です。
なのでなおさら気を付けていかないとダメなんですよね。

ちなみに、私みたいに個人でやってると仮に発注先に強く言って仕事が無くなっても自分の稼ぎが減るだけなので好き放題に言えちゃいます。
厳密にはその仕事で仕事が発生する予定だった職人さんの稼ぎも減っちゃいますが、サラリーマンのように遠慮する必要はありません。
この点はものすごく楽ですね。
やりすぎるとどこからも仕事貰えなくなっちゃいますけど、おかしいことはおかしいと言える環境ってのはありがたいなぁ・・・と感じますね。



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