【個人事業主】私の感じる現場管理アプリの問題点

個人事業主
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最近工事現場では現場管理アプリの導入が進んでいます

私の客先でも導入が進んでいますが・・・・

近年、人手不足というのもあるんでしょうが現場管理の効率化のため施工管理アプリを導入するところが増えてきました。
図面管理、工事写真、書類作成、工程管理、チャットetcの機能があり、たしかに字面を見るとすごい便利そうに思えます。
元請けが元請け社内で完結する形で使う分には特に大きな問題はないし、便利なツールだと思います。
ただ、これを下請けにも使用させると現状問題点があるんですよね。

私の感じる問題点

あくまで個人的な意見ですが感じている問題点を

元請けごとに使用アプリが違うので、いくつも使い分けないといけない

これかなりめんどい。アプリを扱うのに慣れている人でもめんどい。
元請けは自分たちが使うアプリ一つの使い方だけ覚えればいいけど、私達のような下請けは当然複数のお客様がいてそれぞれが同じアプリを使っているとは限らないわけです。
そうなるといくつもの施工管理アプリを使いこなす必要が出てきます。
仮に同じアプリだったとしても当然客先ごとにアクセスするデータが違うので、ログインしなおす必要があり、複数の客先で複数の現場が重なっている状態だとかなり手間です。

タブレットは意外と大きくて邪魔になる

建築現場の監督のように、作業をするわけではなく施工管理をするのであれば問題ないと思います。
ただ私達のような下請けは現場管理をする人が職人も兼ねている事が非常に多い。職長と言われる人は現場管理もしながら現場作業も行っている人も多いと思います。
そうなるとタブレットは大きくて邪魔になるんですよね。スマホならポケットに入りますし、紙の図面なら丸めることもできる。
特に足場の上の作業や高所作業車など荷物を置く場所が限られるような環境では予想以上に邪魔になります。

外注先にもそのツールを導入して貰わないといけない

これは客先が現場の写真なり管理なりを絶対にそのアプリを使用して行わないといけない場合ですが、私が仕事を請けた場合に必ず私が行くとは限りません。当然私は1人しかいませんし、複数の現場があると私が行っている現場以外は誰かに行って貰うことになります。

そうなるとその行って貰う人にもツールを導入して貰う必要があります。当然使い方もマスターして貰わないといけなくなるわけですが、工事現場はご高齢の方も多く、こういったツールが苦手な方が多くいらっしゃいます。

それにアプリはスマホの画面だとさすがに小さくて使いづらいです。でも、スマホは持っているがタブレットは持っていない、という人も多いですし、タブレットを持っていっても屋外でネットに繋ぐ契約をしていない場合もあります(私の場合はコレ。家でのwifi運用想定)。

タブレットをみんなに準備してもらうのか、通信環境も契約してもらうのか、そのコストはどうするのかetcとお金の問題も出てきます。
ある程度の規模の企業であればそこまで負担になる額ではないかもしれませんが、個人で活動している職人さんにお願いして負担して貰うにはちょっと難しいものがあります。それも年間それなりの額を発注してるならともかく、たまにお願いするだけの人だとなおさらです。

外注先に頼んでいる現場以外の現場情報も見られてしまう

これは施工管理アプリによって違うかも知れませんが、私が利用しているアプリにはログインした段階で、元請けから受注している全ての現場の資料が見られるようになっている物があります。
私が受注しているのですから、私が全ての現場の資料を見られるのは当たり前の事なんですが、私からの外注先もログインIDやパスは私と共用なんです。

つまり私と全く同じものが見られる。そして私が受注した現場は全てがその外注先にお願いするわけではなく、私自身で完結するもの・他の外注先に頼むものetcあるわけです。
外注先を選ぶのにはいろいろな事情や理由があるんですが、外注先が他の現場の資料も確認できてしまうと、「なんでこの現場はウチじゃないんだ?」と思われたり、すでに他に外注先が他で決まっているにも関わらずこの現場もウチに話が来るもんだと思って連絡が来たり、と一つ間違うと人間関係をぶっ壊し兼ねない状況が発生してしまいます。

正直、個人的にはこれが一番の問題だと思ってます。それなりの規模のある会社であれば、どんな現場でも誰か社内の人間が現場管理に行くから社外の人間に施工管理アプリを使わせる必要は生じないかもしれません。
ただ私のように個人で動いているとアプリの使用が絶対となってしまうと私以外にツールを使わせない、ってのは現実的に無理なんですよね。

単純に電池がきつい

タブレットが新品の内は良いです。使い続けて行くと電池の消耗が思いの外早くて一日持たなかったりするんですよね。買い換えろって話なんですが、またそこに金使わなあかんの?ってなっちゃうんですよね。モバイルバッテリーを使ったり昼休憩中に充電しとくなり対策はあるにはありますが、地味にめんどいですよね。こういった細かい事ってしょーもないことなんですけど、地味~にストレスかかって精神的に良くないんですよねぇ・・・・

とはいっても、施工管理アプリの導入は今度進んでいくんでしょう

元請け側としては絶対に作業効率あがりますしね

時代の流れもあり、施工管理アプリはこれからどんどん導入する所が増えていくと思います。
それは仕方ないと思います。
ただ、それは極力元請けさんの自社内で完結して貰いたい。というのが本音です。そのアプリでの撮影・書類作成が必須なら元請けの誰かが立ち会って現場管理してくれ、と。

上記に書いた理由で、正直個人事業主レベルで全ての現場をアプリ対応にするのは現実的に難しいです。
ただでさえ作業しながら写真も撮るという行為は、想像している以上に漏れが発生します。常に道具を持ち替える必要があるため意外と負担が大きく、作業や撮影に漏れが出ることが多々あるんですよね。
それを私の外注先にお願いした場合、どこまで責任を負わせるのかと言う問題が発生します。
たとえば写真を撮り忘れて取り直しが必要になった場合。外注先にそれにかかる費用を負担させるのか。
外注先からすれば、そこまで責任負わせるんならお前が自分で来て管理しろよ、って言いたくなるでしょう。
私も元請けからそっちの費用負担でやってね。言われれば、そこをきちんとしたいなら下請けに任せずに立ち会って自分らでやってくれよ、と正直言いたくなります。こっちが希望して導入したアプリじゃなく、そちらが自分達の都合で導入したアプリでしょ?と。
実際には言わないですけどね(たぶん)。

場合によっては施工管理アプリでの写真撮影や書類作成を必須とされる現場は断らざるを得ないという事も考えられます。
急遽急ぎの現場の依頼が来たとして、

・私は他の現場があって行けない
・普段良くお願いしている所にはすでに他の現場を頼んでいて行って貰えない
・たまにお願いしてる所なら空いてるから行って貰えそう

という状況になったとして、この施工管理アプリで資料確認して貰って写真もお願いしますね。ってなったらどうしたらいいのか。たまたまそのアプリを使っているなら問題は無いんでしょうが・・・
指定の施工管理アプリを導入していなかった場合、短時間で1からアプリ導入して貰って使い方も覚えて貰わないといけませんし、それで写真や書類に不備あった場合に責任はどこが取るのか?
いや、そもそもそんな急な依頼で1からアプリ入れて使い方覚えてなんて請けてくれるのか?
となります。

色々な問題点はありますが今後導入が進んでいく以上、上手く対応していくしかありません。
出来る限りの事はやって無理なものはきちんと無理と言ってやっていくしかないですね。

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