【看板】看板屋の実務

看板
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仕事内容

看板屋なので看板を作って取付るまでが仕事です。会社の規模や経営方法によって製作・工事は外注という所や逆に工事しかしない所もありますし、製作のみのメーカーもありますが、個別に分けるとキリがないので、1つにまとめて説明します。
基本的な流れは
見積もり → 受注 → 打ち合わせ・デザイン・設計 → 官庁申請 → 製作 → 取付
となります(あくまでも基本的にです。事後見積もりだったり設計が別途だったりもあります)。
見積もり前に設計協力がある場合もありますね。見積もり前に現地調査をする場合もあります。
図面を頂いて見積もりする場合もあれば図面がなく写真のみや、それすら無い場合もあったり・・・・

営業

主に見積もり~官庁申請までを担当します。看板屋の営業は製作管理や現場管理も兼ねる事が多いので、その場合は最初から最後まで関係する事になります。
ゼネコンなどと違い1つの現場の規模と工事期間が短いので、複数の現場を同時に管理する事が必要です。ランプ切れや点検などのメンテナンスも多いので、大きなチェーン店を担当していると同時に100件以上の現場を抱えることもあります。
並行して多数の現場の管理をしないとダメなので大変ですが、同じ現場に何ヶ月とか同じ仕事をずっとすると言った事が少なく仕事のバリエーションは多いです。看板はその場所・建物に合わせて大きさや数量・素材が毎回変わり毎回毎回その現場のためだけに品物を作るので仕事に変化があるのが特徴かと思います。
受注が決定すると、受注先との打ち合わせからデザイン・設計との打ち合わせを進めていき、同時に官庁との調整も進めていきます。設計が終われば官庁に各種申請を行い、並行して品物の製作手配・納期管理を行い、工事日の調整をしていきます。製作が無事終われば品物を設置して完了です。工事の際に現場管理として立ち会うことも多いです。ゼネコンの現場などでは職長会議などに出て打ち合わせをする場合もあります。

設計・デザイン

看板計画に沿ってデザインと設計を行っていきます。工作物が絡む場合は構造計算書なども必要になります。
デザインと設計に関しては、看板屋とは別に設計事務所とデザイン事務所に発注される事も多いです。
その場合は支給されたデータに基づいて作業を進めていきます。

官庁申請

看板の設置場所に応じて必要な申請を各官庁にして行きます。会社によっては申請専門の部署がある所もありますが、営業が兼ねている場合がほとんどです。

製作

設計に基づいて製作していきます。看板製作専門のメーカーもあります。1つの看板に対して複数の外注先を使う場合もあります。看板枠製作はA社に、表示面製作はB社に、内部の照明は部材だけをC社に注文して組立・配線は自社で行う、等です。
現場取付作業の職人が製作作業を行うこともあります。

取付

製作した看板を現地に運び取付していきます。現場の状況・取付場所の素材等々によって色々な工事方法を駆使して設置していきます。レッカー車や高所作業車等の重機を使用する事も少なくありません。

まとめ

看板屋の仕事は目に見える物、それもその建物やお店の顔となるものを作る仕事なので現場を終えた後の達成感はあると思います。また、一つ一つの現場期間がそれほど長くないこと、看板という物の性質上現場ごとに違う仕様になること(大手チェーンは仕様統一されていますが)など仕事のヴァリエーションが多く、特に現場作業は色々な技術が身につく仕事です。溶接もしますし足場も組みますし塗装もしますし電気工事もしますしシート貼りもします。よっぽど大手チェーンの仕事を毎日するのでなければ変化が色々ありマンネリ感は少ないかと思います。
夜勤や早朝、休日出勤は多い仕事です。どうしてもお店の休みの時にってのがありますからね・・・・
大手の看板屋だと分業が進んでいて一人がやる仕事の範囲は狭くなる傾向にあります。
中小だと営業が現場で作業までするなんてのもめずらしくありません。
どちらが向いているかは人それぞれで、私は営業から現場まで自分で関われる方が合っていたので今の状況になっています。



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