【投資】妙に強い日経平均株価

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下がらない日経平均

昨年10~12月期のGDP前年比マイナス、アップルの1~3月期予想未達見通し、コロナウイルスと悪材料が続くのに株価は高値圏を維持しています。

報道による印象操作に注意

GDPは年率-6.3%だと大げさに報道されていますが、2019年の年間GDP成長率が-6.3%だったわけではありません。2019年の年間GDP成長率は0.7%と発表されています。
10~12月期が1年間続いたら-6.3%だという話で正直なんの意味もない数字です。マスコミのこう言うミスリードを誘う報道の仕方はいい加減止めて欲しいですね。
テレビを見る側が賢くなれば良いんですが、正直悲しい事に大部分はテレビで言われたままを信じちゃうんですよね・・・・。
報道する側とすればインパクトのある数字の方が良いというのもあるんでしょうが、そういうのはワイドショーなら許されると思いますが、報道番組としてはどうなんですかね。報道番組は事実を的確に伝えてくれれば良いんですけどね。

元々10~12月期GDP成長率は-1.7%と予想されていました。発表された速報値は-1.6%で予想よりも良い数字でした(速報値なので後日修正される可能性はありますが)。しかも前回の消費増税時よりもマイナス幅が小さかったのですが、これはほとんど報道されていません。
2019年の年間GDP成長率も0.6%と予想されていましたが、0.7%と事前に予想されていた数字よりも良い結果でした。
つまり、消費増税の影響は当初予定されていたものよりも軽かったという事です。だからと言って景気にマイナスなのは間違いないので、消費増税には賛成できませんけどね・・・・。

指標で見た日経平均

コロナウイルスによる影響はインバウンド関係だけでなく、製造業にもサービス業にも波及しており、今年度の企業業績には大きなマイナスになると思うのですが全くそれらを折り込みにいかない株価の値動きに思えます。
各指標で見るとどうなっているでしょうか?

PERで見る日経平均

日経平均のPERはここ数年13~16半ばぐらいで推移しています。大体15倍ぐらいが適正と言われることが多く、14を割ると割安と言われる水準になってきます。
2017年の年初はPER16.6ほどありその後企業業績の上方修正などでPER13倍台まで下がりました。
2018年は年初はPER15倍後半でスタートしましたが米国の利上げ等もあり年末には急落。2万円を割れました。一時PERは11を割り込んでいます。
2019年は前年度の年末で下がったPERはそのまま割安圏を推移していきます。11月頃になってPER14を回復しました。

そして今年、2020年度。年初からPERは14台で推移しています。
ここ数年の高値が16.6ぐらいと考えると特に高値圏では無いように思えます。ただ、コロナウイルスの影響で企業業績が下方修正されるようであれば割高になってくるように見える水準です。

PBRで見る日経平均

PBRは2018年末に1を割り込みましたが、1を割り込む事はめったになく1を割れば明確に割安水準と言えそうです。ここ数年の高い時は1.3を超えていましたが今年度は1.1台で推移しています。
割高とは言えない水準でどちらかというと割安と言える水準ではないかと思います。

EPSで見る日経平均

ここ数年、日経平均のEPSは順調に上がってきていました。2017年年初は1200円以下だったEPSが年末には1500円になり2018年には1800円近くまで上がりました。
が、2019年に入ってからは少し風向きが変わってきました。年前半は1700円台で推移してたものが企業業績が思ったように伸びず年末には1650円辺りの水準になっています。
2020年度も今の所は1650円前後ですが、コロナウイルスの影響でどこまで下がるのかが気になる所です。
EPSが1600円台を維持できるのであれば、今の日経平均は適正水準のように思えます。コロナウイルスの影響で1500円台や更にしたの1400円台も見えてくるようになれば、22000円割れ21000円割れも有り得るように思えます。

配当利回りで見る日経平均

配当利回りは株価が上がると低下しますし、最近配当性向を高める企業も増えてきているので日経平均の水準を見るのには適さないようにも思えますが、一応どんな推移なのかを簡単に。
2017年以前は1%後半が普通でした。それが2018年後半からは2%台に入り、2%超えが当たり前になってきています。自社株買いや株主優待も含め、株主還元が進んできているように思います。
NYダウの平均配当利回りが2.2%前後という事を考えると、日本は配当が安いなどと言われる事もありますが、差が無くなってきている様に思います。株主優待を利回りに換算して計算すると日本の方が利回りいいかもしれないぐらいですね。
ただ、NYダウは日本株と違い史上最高値をどんどん更新しており、PERも18倍以上あるのでいまだ最高値更新は遠くデフレ脱却も上手く行っていない日本株とは単純に比較してはいけない物の様に思います。
米国株の高配当株ETFはSPYDやHDVやVYMのように0.1%以下の信託報酬の物がありますが、日本株の高配当ETFはそこまで信託報酬の安い物はまだありません。加えて米国株ETFは基準価額も右肩上がりですが、日本株ETFは右肩下がりで配当再分配で計算しても中々プラス圏は難しいというのが悲しい現状ですね・・・・

まとめ

指標的には、今の23000~23500辺りの水準は高値圏は言え無さそうです。割安圏でもありませんが。
ただコロナウイルスの影響で企業業績が悪化するようであれば割高水準になってくる可能性は高いように思います。

個人的には今は日本株も米国株も買うのは待ちたい水準です。米国株なんかはそう思っている間にどんどん右肩上がりで上がっていってしまってますが・・・・。

アメリカでは大統領選、日本ではオリンピック、そしてコロナウイルスの全世界的な影響。金余りなのか最高値を更新する米国株に近年の高値圏を維持し続ける日本株。積極的に買いに行く時では無いように思えますし、私は買いに行きません(というか、怖くて買いに入れない)。
ただ私みたいな凡人が「買わない」って時に買う人が儲けられる人なのかもと思ったりもします。
当面はiDeCoと積立NISAの買付分だけにして、他の多くはキャッシュで保有しておいていつか来るであろう大きな調整を待ちたいと思っています。

来るよね?調整・・・





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