【キャリア】会社を選ぶ際は、会社の業績・業務内容を知ろう

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新卒・転職に限らず、ざっくりとでもいいので会社の業績・内容を調べよう

就職活動や転職活動の際、条件面ばかりを見ている人は多いのではないでしょうか?
学生で就職活動中であれば業界研究などはしているかもしれませんが、それでもどれか一社の業績・業務内容を深く調べる所までしている人は少ないのではないでしょうか?

私達が普段生活している中で知る会社の業務内容は一部であることが多いです。
個人として消費活動をしているのですから、BtoCの部分しか目に入らず、BtoBの部分がわからないのは当然です。
メジャーな企業だと、ソフトバンクは携帯電話事業をしているのは誰でも知っていることですが、今では投資事業のほうがメインになって来ている感じです。ちょいちょいニュースで投資が失敗しただの、ソフトバンクが出資している企業が上場するだの話題になっているので知っているかと思います。
ただ、数年前にアームという半導体設計の会社を買収し、マイクロプロセッサーのデザインやサービスを行っている事まで知っている人は少数ではないでしょうか?

他にも一般的には家電メーカーとして知られている所が、収益の柱は情報通信だったりすような場合もあります。

なぜ業務内容を知る必要があるのか

これは2点あって一つは
「やりたい仕事ができるかどうかに繋がるから」
もう一つは
「業務内容によって儲かる儲からないがあるから」
です。

少し前にとある損害保険会社で一部人員を介護事業に配置転換する、という話がありました。
その会社が多角的に様々な事業をやっていると、思っていたのと全く違う業務内容の部署に配属される可能性があります。
戦略コンサルがやりたくてコンサル会社に入ったのに、ITコンサルに配属されてIT企業に就職したみたい・・・ってのもあるようですね。その会社の花形の部署に配属されるのはそう簡単ではないでしょう。特に戦略コンサルのような高い能力の求められる所では。

まぁ、そこまで「やりたい事」がはっきりしている学生がどこまでいるのか疑問ではありますが、少なくとも就職活動先がどういった事業を行っていて、その会社に就職した場合、その事業の内どれを仕事にすることになるのかはわからない。と言った事は意識しておく必要があるかと思います。
どうしてもこれがやりたい、と言うのであれば、大きくないその事業を専門でやっている会社に入ったほうが確実かもしれません。
一般的に名前の知れている大手というのは、大体複数の事業を持っていますからね。希望していない事業に配属される可能性は決して低くありません。

転職活動の場合は、新卒と違い配属される部署も事業もかなり明確な状態で採用活動が行われると思いますので、この部分はそこまで考える必要は無いと思いますが、一言で〇〇という事業だとしても、種類が色々あったりするのでその部分は調べる必要はあるかと思います。
例えば建築だとして、でっかいビルとか商業施設メインなのか、マンションメインなのか、戸建てメインなのかetcと言った感じで。

二つ目は儲かっている業界なのかどうかですね。儲からない事業をしている会社よりは儲かる事業をしている会社のほうが給料も良く福利厚生も良くなるのは当たり前の事かと思います。働く以上、少しでも環境・条件がいいところの方がいいですよね?

財政状況は調べましょう。少なくとも従業員数と売上は調べるべき。

なぜ財政状況や売上を調べる必要があるのでしょうか?
それは

給料に直結するから

です。給料というのは会社の利益から出ます。
つまり、会社が儲かっていないと高い給料は出せないわけです。
本来なら利益額を調べた方が良いのですが(売上があっても赤字の会社もあるので)、上場企業ならともかく非上場企業だとそこまで調べるのはなかなか難しいです。
それでも売上(年商)はHPに載っている事は多いですし、さすがに年商ぐらいは聞けば教えてくれると思います。それすら教えてくれないようなところは止めたほうがいいです。
上場企業の場合は、平均年収なども調べると簡単に出てくるのでそれで大体わかるかと思います。ただ非上場企業の場合はそこまで情報がありません。
そこで、売上から給料を計算してみるわけです。

ホントのざっくりですが、会社が従業員に払える給料の上限は売上金額の15~20%程度だと言われます。もちろん、業種業界によりますし会社によって利益率も違うのでざっくり一般的なものです。
ただ、ここから大きく乖離している企業はそんなに多くないと思いますので、参考にはなるかと思います。
個人的な印象では。小さい会社のほうがちょっと率が高くなるようには思います。バックオフィス要員の少なさなどが理由かと個人的には思ってますが。逆にものすごく大きい所は率が低くなる傾向があるように思います。

では具体的にどういうことなのか。

年商100億円で従業員が250人の会社があったとします。一人あたりの売上は4000万です。4000万の15%は600万、20%だと800万です。この会社が1従業員に出せる給料の上限は600~800万ぐらいと推測できるわけです。もちろんこれより低い給料の人もいれば高い給料の人もいるはずなので、平均すれば600~800万ぐらいだと考えればいいと思います。この会社で普通に働いて普通に出世すれば、600~800万ぐらいは貰えるようになるかな?とイメージできるかと思います。

次に同じ様に年商100億円ですが、従業員が倍の500人だとしましょう。そうなると一人あたりの売上は2000万です。15%だと300万、20%だと400万です。
人数が倍になっているので、一人に出せる給料は半分になってしまいます。

なので、売上だけ見ても駄目で必ず従業員数を見て一人あたりの売上を出す必要があります。

私が以前勤めていた所ですと、最初にいた10人程度のところで一人あたり売上が2000万ぐらいです。小さいところだったので少し高めの25%として一人あたり500万。私の給料が400万ちょっとだったので、上の人が高く貰ってたと考えると大体合ってるかな?という感じです。
次に入った同業大手で、一人あたり売上3000万ぐらいでしょうか。15%として450万、20%として600万。450万ぐらいだったので、上の人が多く貰ってる事を考えればこちらも大体合ってるかな?

入社してから給料が上がらないと嘆かないために

入社して、先輩社員が「うちの会社給料安くて」とか「課長になっても給料大して上がらねぇ・・・」なんて事を聞いた事がある人もいるんじゃないでしょうか?
おそらく一人あたり売上を計算してみたら、納得の数字になると思います。
その会社にはその額の給料までしか出せる売上が無いんです。
でも、多くの人は入社の時にそんな事まで考えていません。
だから、働いて役職が付けば給料が上がって、と思って働いていくわけですが何年働こうが会社が劇的に成長しない限り、会社が出せる給料の総額は変わりません。
つまり給料が劇的に上がることはありません。

新卒で入る場合一人あたり売上が高い会社であれば、新卒給料が標準や低くても将来的には伸びる可能性高いです。逆に一人あたり売上がそこまで高くない会社であれば、初任給が多少良くても伸び代は少ないと考えられます。

会社員の給料はその人の能力で決まるのではない

給料が安いのはその人の能力だけが問題なのではありません。能力よりも大部分は勤めている会社によって決まります。
どれだけ仕事ができようが、一人あたり売上が低い会社では500万も貰えません。
どれだけボンクラでも一人あたり売上が高い会社だと長く勤めていれば1000万円に迫る事も可能です。
私は就職時に一人あたり売上なんて考えてもいませんでした。もっときちんと考えるべきだったと思っています。いくら頑張っても仕事できても報われないなんて悲しいですしね・・・・

基本的には会社員の場合の話ですが、独立した場合でも似たようなことが言えます。
つまり、末端で安い単価の仕事しか取れない状態だと稼げない。そこから上の階層に行って単価を上げられればその分儲かる。というわけです。
一人あたり20000円で仕事を請けるより25000円で請けたほうが儲かるのは当然ですからね。如何に一人あたりの売上を上げるか。これは会社も個人も同じですね。



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